当通所では脳卒中を発症後10年以上経過された方が多くご利用されています。
今回のケースは、痙縮により肘等の上肢の関節が曲がったままで伸びづらくなり、介護者による服の脱着が難しくなってきた方です。三上先生の診察の元で手から肩の痙縮に対してボツリヌストキシンを筋肉内へ注射致しました。
ボツリヌス注射は、筋肉の緊張をやわらげて痙縮を改善することが期待できます。
広島大学病院の三上教授により、胸や腕あたり数ヶ所に実施したところ、その日のうちに筋肉が緩んでいくことが目視でも確認できました。
当院へ月2回回診に来られている三上先生の詳しい情報を知りたい方はこちらへ!
ボツリヌス注射について相談されたい方は、リハビリテーション部平田まで
三上先生よりリハビリ専門職による関節可動域練習や検査による効果判定等を継続するように改めて指示を受けました。ご家族やご本人、医師や現場スタッフと引き続き連携し、対応していこうと思います。