オフロードレース経験者が語る送迎運転魂

みなさん、初めまして!数年前までは四駆でレースに参戦していた、自称:天才ドライバーの北野です!当時の成績を知っている方…!そっと見守ってください笑
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私は安全運転に自信があります!しかし、それは自身の意識や努力の上に成り立っていると考えます。
時折ニュースで福祉系の送迎事故が報道される事があります。
私も送迎を行っている者として他人事ではありません。
誰しも当然事故を起こそうとして起こしているわけではありません。結果としてそうなってしまった悲しい出来事です。
今日は事故を起こさない様にする為に私がやっている事を少しお話したいと思います。

見通しの悪い道路では当然徐行ですが、団地内等では脇から人や自転車・自動車やバイク等の飛び出しが怖いです。
カーブミラーを確認するのは当然ですが、自分が直進する道路が優先であったとしても、一時停止する・声出し確認をし日々運転しています。
自転車等はよく停止線を無視して来る事があり、自分もひやっとした事があります。

狭い道幅では、降りて確認しています。当送迎車は全車衝突防止センサーが付いていますが、あくまでも補助であり、そればかりを信用した運転は逆に怖いです。
可能な限り道幅の広い道路の通行を心掛けています。

雨降りでは、泥はね運転に気を付け走行しています。
泥はね運転違反には「罰金」ではなく「反則金」が課せられるのを御存知でしょうか。
当法人の送迎車には病院名や施設名の記載を施しており、誰かに泥をはねると言う事は、看板に泥を掛ける行為だと思っています。
看板を掲げていなければ良いと言う事でもありません。

雪降りでは、タイヤが雪に取られるのが怖いですが、凍結が一番見てわかりにくく怖いと思います。
雪もそんなに積もっていなくても、1日中日陰とかですと凍っていたりする事があります。
先輩や同僚等と意見交換したり、予測したり出来るだけその道を避けたりしています。

譲り合い
信号機のない横断歩道では、渡ろうとして居る方が居れば停止する事を心掛けています。
それが出来る事によってゆとりを持った運転が出来ると確信しています。
歩行者信号が点滅していないかどうか等も見て信号が変わりそうかどうかの予測をしたりもします。
譲ってもらったらありがとうの合図を出すのも当然だと思いますし、譲ってありがとうの合図を受け取ると決して気分の悪い事ではないと思います。

信号機のない交通量の多い場所といった所もあります。自分が譲ってもらった事もあれば譲る事もあります。
狭い道では避けていただいた事もあれば自分が避ける事もあります。
お互いがそういう風に運転出来れば良いのではないでしょうか。
当然交通事情もあり、じゃあ何でもかんでも譲れば良いとも思いません。自分の前だけではなく後ろや左右にも気を配らくてはいけない事だとも思います。

年末年始や長い休みでは地元の車だけではなく、他所からの車も居ます。自分が慣れた道であっても他の車も慣れているとは限りません。
そういった事も注意しています。

送迎車である以上、新しい利用者様の家に送迎に行く事もあり、通った事がある道だとも限りません。
先輩や同僚と意見交換したり、自分自身で下見に行く事もあります。

車の運転である以上、交通事故は絶対にないとは言えません。事故が起きた時、大きな事故にならないように、事故が起きないように努力するしかないと思います。
報道を見た時、その事故は何とか避ける事が出来なかったのかと考える事もあります。
誰かが怪我をしたり、死んだりしたら、誰が悪いとか、避ける事は出来なかったとかではなく、起こってしまった悲しい出来事になってしまうのではないでしょうか。

ここに書いた事が全てではないと思います。普段自分が心がけている事です。
ここに書いた事を完璧に出来ているわけでもありません。
こんなのじゃ全然足りないかもしれません。自分自身も日々精進し、安全に・安心していただけ、信頼される運転手を目指していきたいと思います。
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