理学療法士の知名度向上・広報活動をはかっている山崎病院の宮森陽平です!
今回は
介助者必見の移乗介助方法パート4を発信します!
前回は
「残存機能を見極める」から、
足により強い麻痺がある方について話をしました!
今回は
③手足とも強い麻痺がある方についてです!
このような方は
車椅子中心の生活もしくはベッド上生活の場合が多いです。
麻痺側が動かないので、
手先が変形している方も多いです。
障害を受けている脳の領域も広いことが多いので、嚥下・発語機能等の障害が複合しており
言葉がでなくて
話ができなかったり
食物の口からの取り込みが困難な場合もあります
病態に応じて様々ですが、
移乗に関しては
移乗編パート①で投稿した
二人で抱えることによる平行移乗
もしくは
今回話をする
A)端座位を経由した二人介助での介助移乗
B)端座位を経由した抱え込み型の全介助移乗
が中心になってくると思われます。
文献等に載っている移乗方法とかではないですが、153cmと低身長の僕でも楽に移せる方法になります(笑)
A)二人介助移乗
ひとりが前方より両脇を抱える介助、ひとりが後方より殿部を掴んで側方へ引き上げる介助です!
対象者を挟んで二人で介助するので、負担が少なく楽です(´▽`)ノ
B)抱え込み型移乗
前方より片脇と片殿部をつかみ、介助者の胸で対象者の胴体部分を支えて移乗させる
全身を使った移乗方法です!
かなり対象者と密着し、抱き抱えるようになります( ̄∇ ̄)
【ポイント①】
自身の腰の負担を減らそうとするなら、
より密着して対象者と同じ目線になるくらい膝を曲げて重心を落とせば楽になります(^-^)
【ポイント②】
移す前の準備として
足や手をぶつけたりしないように車椅子のフットレストやアームレストは取り外した方がよいです!
当然でしょ( ̄△ ̄)
と思う方もいるかもしれませんが…
この介助は
かなり密着するので、
周りが見えなくなることが多いんですよね(´`:)
数こなして慣れないとスムーズにはいきませんので、
興味ある方は試してみてください(´▽`)ノ
以上になります!
読んでいただいてありがとうございました!!