皆さんこんにちは、はじめまして、山崎病院 看護部 看護師として働いています
道明(どうみょう)敏典と申します。たまに道明寺って素で間違う方がおられますが違います
今回この広報部QRTの活動にあたり、現在は二人しかいない看護師の1人ですが、お固い文章じゃなくてもよい、とのことでしたので思いつくままに綴っていこうと考えています。どうぞよろしくお願い致します。
前に今回のブログ内容を皆で話し合ったときに自分がなにか提供できるような話、あったかなぁ・・・と思いだし
思いついたのが
「エロ」
え?大丈夫?私いきなり来月からこの職場とサヨナラすることになったりしない?
一般的にはあまり受け入れられない、タブー的な話題のイメージですが、なんとかしてみましょう
私が大学生のときに「ピアカウンセリング」というサークルに先輩から誘われて活動したことがあります。名前にあまり聞き覚えがない方が大多数だと思います。ピアカウンセリングというのはもともとはアメリカで始まった自立生活運動の中で生まれたもので、仲間という意味です。立場や気持ちが近い関係のようなものとイメージしてもらえたらいいと思います。当院にも1階エレベーターのところにポスターがありますので気にしてみてください。
そのサークルでの活動は主に「生と性」について学校の先生たちよりも年齢や環境が近い、大学生という立場から、中学生や高校生の元へ出向いて時間を頂いて、性教育を行なうというものでした
よく行っていたのはある女の子が妊娠してしまったかも、という相談を友人の女の子にするところから始まります。もし自分がそういう立場になったらまずどうすればいいのか、から始まり正しい避妊の方法などについて話を展開させます。その中でHIVやAIDS、性感染症などについての話も行います。コンドームの実物を用い、試験管に実際に付けてみる、といったことも行いました。学生たちも慣れた態度で少しふざけた態度を見せる男の子から、全くそういったことに関わったことのない、すごい緊張していた子まで様々です。
ニュースなどでも若い親が小さな子供を信じられないような方法で殺害ような事件も珍しくありません・・・ニュースで概要を聞くだけでしかありませんが、なんとか避けられた事件もあったのでは?と思わされる事件も少なくありません。どこか公共のトイレで学生が出産した、なんて話も聞きます。世の中では中絶などもたくさん行なわれています。ドラマよりも現実はシビアです。望まれない妊娠というものはそれほどに悲しいものだと思います。
実際学生という立場に限った話ではなく、正しい性の知識、というものは意外にないものです。
当院で私が働いている病棟では小さな子供の母親の方だもたくさんおられます。そんななか少し大きくなった子供を持つある人がこんな話をしていました。
「息子がおねしょをした。最初下着を洗っていたので、夢精が始まったのかと思った」
男性の方ならわかると思いますが夢精は女性の月経と違い、定期的に起こるような現象ではないのですが、その方はそれなりの頻度で起こる現象だと思っていたようです。人によっては多い方もいるのでしょうが・・・
自分の人生でいえば30年生きてきて記憶にあるのは片手で足りる程度の回数です。性別の違いはどうしても感覚がわからない以上仕方ないとは思いますけどね(笑)
HIVやAIDSの違いなどを説明出来る方も案外少ないのではないでしょうか?医療関係者ならある程度は分かって当然かもしれませんが、関わりのない方はそうはいきません。昔は深田恭子と金城武が主演の神様もう少しだけ(であってたはず)なんてドラマも話題になり、視聴率かなり高かったような記憶が・・・あれはAIDS関連のドラマだったと思ったなぁ
日本は性について基本的に閉鎖的、保守的で、眠れる獅子は起こさないに限る、のスタンスであり、子供たちに余計な刺激はしてくれるな、性について興味を持ったらどうする、とすら考えるような人もいるのが現実です。
そりゃあいくらオープンのスタンスといっても公然わいせつ罪に触れるようなそういう話は別ですよ?w
ちなみに広島では世界エイズデーにあわせたレッドリボンキャンペーンや、多分毎年かな?とうかさんでもエイズの無料検査を広島県の臨床検査技師会が無料でやっていたりといろいろやっていたりもします。見た事がある方も多いのでは?
ここ数年は広島は乳がんの検診のほうを強く推してきてますけどね・・・デーモン小暮的な。
そんなこんなでダラダラと話をあっちこっちしましたがこんな話の種的にはエロいような案外エロくないような話をしてみようかと思います。
というわけでエロ担当の道明です。今後ともよろしくオナシャス!