初めまして
山﨑病院での勤続が4年になる宮森陽平です。仕事をしていて、ご家族など病院関係以外の方に「理学療法士です」と伝えても、ぽかーんとされている姿をよくみかけます。なので、本日は、知名度の低い理学療法士について書かせて頂こうと思います。
理学療法士ってどんなことをするか知ってますか??
リハビリ?運動させる?歩かせる?それぞれのイメージがあると思います。
定義では…
理学療法士とは、
身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対し、医師の指示の元に運動療法や物理療法などを用いて、
自立した日常生活が送れるよう支援する医学的リハビリテーションの専門職である
定義だと、いまいちイメージが掴めない方も多いと思います。
例えば
歩けない人に対し、
その原因を調べる知識や
機能回復または対策を考える知識を持っています。
簡単にいいますと
機能回復=障害の起きる前の状態に戻す
対策を考える=福祉用具、周囲の環境を整える
ということになります。
さらにいえば
障害の発生が予測される人【=予備軍】に障害が起きずにすむ方法の提案ができます。
例えば、看護・介護職で移乗介助等により腰部に負担がかかる方
→運動習慣を持ち体を鍛えることで腰部負担を減らすことができます。
また
腰部に負担がかからない介助方法を理解し実践することで
腰部痛発生せず仕事を継続できるようになります。
というように、理学療法の対象は障害をもった方だけでなく、今は元気な皆さん【予備軍】も含まれています。
介護・看護をしている職員さんや在宅で介護者を頑張っていらっしゃる皆さま。理学療法士を上手に使って日頃の介護の疲れを減らしてみてください(笑)
来月の僕の記事は
理学療法士の名称独占についてです。
興味あれば是非見てみてください♪