回復期リハビリテーション病棟

チームで関わる、質の高いサービス提供を目指します。
脳梗塞等の脳血管疾患、大腿骨頚部骨折手術等の整形外科疾患、廃用症候群等の対象となる疾患の発症より、急性期を経て回復期(発症2ヶ月以内)となった患者様に、疾患ごとに定められた期間内に集中的にリハビリテーションを実施する専門病棟です。
この病棟では、主治医を中心に看護師、リハビリ職員、ケアワーカー、相談員、管理栄養士等、多くの職種がチームとなり、一貫したサービスを提供しています。
ご本人様やご家族様の意見を十分に聞き、患者様の症状や、状態に合わせてリハビリテーション実施計画書を他職種共同のチームで作成し、この計画書に沿ったリハビリテーションを行っています。

専門リハビリ職員による一対一の関わりを提供します

リハビリ職員は理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の3職種に分かれ、それぞれの専門性を活かして関わっています。
身体の状況を確認し、問題点や目標を明確にした後、一対一での集中的なリハビリテーションを提供することで一日も早い回復を目指します。

365日 リハビリ職員によるリハビリを提供しています。

病棟では、1日も早い社会復帰や在宅での生活に向け、年中無休体制にて、リハビリ職員による集中的なリハビリテーションを提供しております。

入院から退院までご本人・ご家族と定期的に話し合い、退院後の生活を視野に入れた支援をさせていただきます。

入棟時・中間・退院時と、時期に合わせてご本人とご家族、医師を含む担当職員とで退院に向けた打ち合わせを行っています。
特に退院時には、在宅退院後に利用されるサービス担当者も含め、帰宅後に皆様が無理なく生活を送れるよう、調整しています。
担当相談員が皆様の相談にのりますので、安心してご質問下さい。
また、関係職種が集まって、毎週カンファレンスを開催しています。皆様一人一人の状況をチームで共有することにより、早期の目標達成を目指します。

病床数:46床、在宅復帰率:82%(R2年平均)

回復期リハビリテーション病棟の適応基準

<適応疾患><回復期病棟入棟期限>
脳血管疾患、脊髄損傷等の発症から2ヶ月以内の状態入棟後 150日
高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頸髄損傷及び頭部外傷を含む多発外傷の発症から2ヶ月以内の状態。入棟後 180日
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節または膝関節の骨折または手術後2ヶ月以内の状態入棟後 90日
外科手術または肺炎等の治療時の安静により生じた廃用症候群を有しており、手術後 または発症後2ヶ月以内の状態。入棟後 90日
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節または膝関節の神経・筋・靭帯損傷後1ヶ月以内の状態。入棟後 60日

回復期リハビリ病棟入棟後、早期に回復をされた方で退院の準備が整った方は、上記の入棟期限より早くに退院していただくことがあります。