各種検査
当院では、様々な検査機器を設置しており、病気の早期発見・早期治療に取り組んでいます。
病気に対する理解を深め、ご自身の健康を守るためにも積極的に検査を活用していただければさいわいです。
検査後には、病状等を担当医が詳しく説明いたしますので安心してお任せ下さい。
また、入社前健診や特定健診、人間ドッグや肺がんドッグ等の各種健診も承っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
各種検査の紹介
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X線検査 検査時間:約数分〜(消化管X線は10〜20分程度)
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X線検査でわかること
・胸部X線検査では肺、縦隔(両方の肺と心臓の間にある部分)、胸郭、胸膜(肋骨)および心臓等の異常を調べる検査です。通常、正面像(後−前像)で観察しますが、心臓の裏側をみたりするのに側面像を撮ることもあります。
・手足や脊柱の骨折、変形など整形外科疾患の判断材料として行います。この際は多方向から撮影するケースが多いです。
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CT検査 検査時間:1分〜5分
- CT検査
- 16列マルチスライスCT装置を使用し、身体の各部分を撮影します。必要に応じて造影剤を注射することもあります。又 内臓脂肪を測定する検査も可能です。医療機関からの検査予約も受けております。下記の手順に従ってご予約下さい。※ 検査予約の手順(医療機関の方向け)
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短時間撮影
1回転 0.8 秒と高速回転し、一度に16画像描出できるため、 短時間で検査が終了します。高画質
1画像 0.625mm(1mm 以下)の画像描出ができるため、 高精細な画像が得られます。また、それらを重ね合わせることで 3次元の画像を構築することができます。低被曝
従来CT装置と比べ40%に低減 患者さんの体格を装置が自動認識しますので、最適なX線量の条件で撮影することにより、被曝量を低減することができます
メタボ対策
腹部のCT撮影することにより体内脂肪や皮下脂肪の測定ができ、 メタボリックシンドロームの判定をします。
内視鏡検査 検査時間:10~20分
- 口から内視鏡を入れる方法(経口)鼻から内視鏡を入れる方法(経鼻)があります。胃や腸内部の状態を詳細に把握することができます。
経鼻内視鏡装置について(鼻から挿入する胃カメラ)
胃カメラ検査は「辛い、苦しい、受けたくない」 と、思っている方は多いのではないでしょうか? 通常の経口内視鏡検査では、のどに麻酔をして検査 しますが、検査中に内視鏡が舌根部(舌の奥)に触 れ「オエッ」という吐き気を催すことがあります。 しかし、経鼻内視鏡を用いる検査では麻酔は鼻の中 に行い、内視鏡が舌根部に触れることがないため、 吐き気を催さずに検査が行えます。
検査の4つのメリット
1、内視鏡カメラ径が細い
2、「オエッ」となる嘔吐感が少ない
「オエッ」という吐き気を催す原因は、内 視鏡が舌根部に触れることで起こる咽頭反射 によるものです。経鼻より挿入することで舌 根部に触れず嘔吐感が少ないのです。
3、検査中に会話が出来る
患者様は口を塞がれていないため、患者様 専用モニターを見ながら、医師より説明を受 けることも出来ます。
4、検査後の麻酔の切れが早い
経口の場合「オエッ」となる咽頭反射を抑 えるために咽頭麻酔をして、また場合により 眠くなる注射を行います。麻酔の効果が消え るまで誤嚥の可能性があるため、検査後1~ 2時間は食事が出来ません。
経鼻の場合では、鼻腔への麻酔をするだけ で、基本的には眠くなる注射は行わないため、 検査終了後30~60分で飲食可能となります。
SAS検査 検査時間:装置装着にて睡眠していただきま
- ご自宅又は病院にて所定の装置を取り付け、睡眠時無呼吸症候群を検査します。
SAS検査でわかること
睡眠時無呼吸症候群
超音波検査
検査時間:10〜20分 (下肢静脈エコーは20〜30分程)
超音波検査でわかること
腹部検査では、 肝臓癌 ・ 腎結石 ・ 胆のうポリープなど
頸部検査では、 甲状腺腫瘍 ・ 動脈硬化など
下肢動静脈検査では、 血管の狭窄や閉塞など
痛みはなく、 検査時間10分程度で手軽に受けられる検査です。
患者さまの状態や検査の内容により、 若干検査時間がかかる場合があります。
心電図検査
仰向けになった状態で腹部に電極をつけて、心臓の状態を調べます。
血圧脈波検査 検査時間:5分程度
両手・両足首の4箇所の血圧を同時に測定し、動脈硬化の程度を調べます。
骨密度測定検査 検査時間:5〜10分程度
- 測定台の上で仰向けになり、腰椎の骨密度を測定します。
肺機能検査 検査時間:5分程度
- 呼吸計のパイプをくわえて息を吹き込むことで、肺の機能を調べます。肺気腫、気管支喘息、慢性閉塞性呼吸器疾患等の肺の病気の診断に役立ちます。